今工点描
いよいよ「躍動の青い力四国総体2022」が開幕します。「燃え上がれ われらの闘志 四国の大地へ」のスローガンの下、高校生の熱い戦いが四国各地で繰り広げられます。今工からは、レスリング部の2名が出場します。高知県での試合となりますが、地元四国での大会のアドバンテージを生かして、全力を出し切って戦ってきてください。今治市では、ソフトテニス競技とボート競技が開催されます。今工からも多くの生徒と先生が役員や補助員として、総体を支えてくれます。全国から集まる同じ世代の高校生アスリートを歓迎し、大会が成功すること、四国が盛り上げることを全力でサポートすることで、皆さんにとっても良い経験となることを期待しています。
私にとっての総体は、昭和55年に「四国路を駆けろ若人意気と熱」のスローガンの下、愛媛県でインターハイが開催されたことです(当時、「ゴーゴー総体」と呼んでいました)。愛媛県総合運動公園の施設は、これに合わせて建設され、陸上競技場で開会式が行われました。私は、当時、松山工業の2年生でサッカー部のゴールキーパーをしていました。チームは強く、県総体で準優勝でしたが、地元開催枠でインターハイに出場できました。開会式では、選手団として行進しました。翌日、松山北高のグランドで1回戦の試合に当時の皇太子殿下・妃殿下(今の上皇陛下・上皇后陛下)に後半からご観戦いただきました。
前半2失点のチームは後半同点に追いつき、延長戦の末、勝利することができました。私はサブのキーパーとしてベンチにおりましたが、地元での開催でなければ、できない体験であり、今でも大切な宝物のような思い出です。
四国総体に出場するすべての選手の皆さん、大会に携わり支えてくださる皆さんにとって、素晴らしい思い出に残る大会となることを心からお祈りしています。
3年生
今工点描
1学期終業式を終え、夏休みに入りました。
4月の始業式で皆さんに「志を立てて もって万事の 源となす」、「何事も目標や信念をもつことが大切であり、志を立てること、目標を持つことが、全ての始まりであるという話をしました。
部活動においては、レスリング部のインターハイ、電気部の若年者ものづくり競技大会への出場、写真部の全国高文祭への参加。機械造船部の溶接、環境化学部の化学分析での四国大会出場。6月の県総体や7月の高校野球では、3年生を中心に今工魂のこもった試合ができ、多くの成果と経験を得ることもできました。
また、一方で日々の勉学に励み、優秀な成績をおさめた人、欠席ぜず皆勤を続けている人、高度な資格に合格を果たした人など、それぞれ目標を定め、努力し多くの成果を上げてくれています。
「ものづくり」やスポーツ界の様々なプロが成果を上げたとき、「日々の鍛錬」の成果であるとよく言われます。「鍛錬」という文字は「鍛える」と「錬る」と書きます。
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」という言葉もあります。千日(約3年)の稽古で粗削りながらの形ができるが、万日(約30年)の稽古により、さらに繊細な完成度の高い仕上げを目指すということです。
一つの道を究め、技を身に付けるということは、長い年月をかけ日々の努力と経験を積み重ねた先にきめ細やかでしなやかな状態ができ、その結果、鍛錬の賜物として大きな成果を授かることができるのでしょう。何事をなすにも日々の努力を大切にすることの教えです。多くの達人は、鍛錬が苦にならないそうです。もし、我慢の連続で苦痛であれば、自分が極める道は他にあり、それを探すことも大切だと思います。自分とって鍛錬に値する道とは何か、考えてみる機会としてください。
夏休みは自分を見つめ直し、成長に向かうきっかけとなる時です。身近な目標を立てて、有意義な生活を送って下さい。また、心身ともにリフレッシュし、2学期につなげる時でもあります。感染症に付け入られる隙を見せず健康で有意義な夏休みを過ごしてください。
学校行事
7月20日(水)、第1学期終業式に先立ち、表彰伝達と全国大会・四国大会出場者の壮行会を校内リモートで行いました。
【表彰伝達】
今回、吉野内校長先生より賞状を受け取ったのは以下のファミリーです。
おめでとうございました。上位の大会に進む皆さん、より高みを目指して頑張ってください!!
〇第77回国民体育大会愛媛県大会予選会
・レスリング競技
少年男子55kg級 第1位 菊川選手(1G)〈国体出場〉

少年男子55kg級 第2位 矢原選手(3A)

少年男子65kg級 第1位 長野選手(3A)〈国体出場〉

〇令和4年度高校生ものづくりコンテスト愛媛県大会
・化学分析部門 第3位 藤本さん(3A)〈四国大会出場〉

【壮行会:全国大会】
これから、全国大会や四国大会へ吉野内校長先生から激励の言葉を、越智生徒会長から応援の言葉を受け、選手たちは決意を新たにしているようでした。お礼の言葉はレスリング部の長野選手。試合に臨む気持ちを話してくれました。
これから参加する、上位大会では、より強力で、そして素晴らしい仲間たちが待っています。
自分を信じ、仲間を信じ、今のベストを尽くしてきてください。皆さんの頑張りと活躍を期待しています。そして、在校生一同、応援しています。
ガンバレ、今工ファミリー!!
【校長激励の言葉】


【生徒会応援の言葉】

【選手代表お礼の言葉】


〇令和4年度全国高等学校総合体育大会
・レスリング部 菊川選手(1G)・長野選手(3A)

〇第46回全国高等学校総合文化祭東京大会
・写真部 越智さん(2A)

〇第17回若年者ものづくり競技大会
・電気部 片山さん(3E)

【壮行会:四国大会】
〇第11回四国地区高校生溶接技術競技会
・機械造船部 川崎さん(3G)・重松さん(3G)・村井さん(3G)・村上さん(3G)・森さん(3G)・渡辺さん(3G)


〇令和4年度高校生ものづくりコンテスト四国大会
・化学分析部門 藤本さん(3A)

学校行事
7月20日(水)、第1学期の終業式を行いました。
このところの感染状況を考慮して、全校生徒を体育館に入れて行うという従前のスタイルではなく、生徒は各クラスに待機し、Teamsを用いた校内リモートのかたちで行いました。本館1階の小会議室には、さまざまな機器がセットされ、さながら臨時のスタジオといった感じでした。
終業式は、吉野内校長先生の式辞・校歌静聴と、滞りなく進みました。
終業式の後、生徒指導主事の柳原先生から生徒課講話がありました。夏休みを過ごすうえで、どれも大切なお話でした。
ファミリーの皆さん。明日から長い夏休みが始まります。感染症対策に十分配慮しながら、普段できないことに挑戦するなど、勉強に、資格取得に、進路決定に、部活動にと、充実した毎日を送ってください。そして、新学期、元気な顔を見せてください。
ガンバレ、今工ファミリー!!
【臨時スタジオの様子】


【校長式辞】


【生徒課講話】

【クラスの様子】


連絡事項
3年生
7月15日(金)、NPO法人 NEXT CONEXION の越智大貴様を講師にお迎えして、「主権者教育・消費者教育の講演会」を実施しました。
「『ルール』からよのなかについて考えよ!」を演題にお話ししていただきました。本来であれば、話合い場面等を多く持つワークショップ形式でお互いの意見を交換したり、それによって理解を深めたりするのですが、今回はそれができず、少し残念でした。それでも生徒たちは、成年年齢18歳引き下げの件や、政治とは何か、などについて真剣に考えていました。
ガンバレ、今工ファミリー!!






連絡事項
今工点描
保護者様
日頃より、本校の教育活動並びに感染症対策に対しまして、御理解と御協力を賜り、誠にありがとうございます。
さて、県内では、6月下旬頃から、学校や生徒・高齢者施設、会食、スポーツ活動といった様々な場面・年代で急激な感染の広がりが見られるようになりました。今後、イベントや夏休みの旅行・帰省等による人の動き等により感染力の強いBA.5系統への置き換わりが急速に進むことによって、感染が一層拡大することが懸念されます。
こうした状況を受け、7月12日より、県は独自の警戒レベルを『感染警戒期「特別警戒期間」』に引き上げました。
感染防止対策については、これまでも度々、保護者の皆様へ情報を提供し、御協力をお願いしているところですが、改めて、「感染回避」に軸足を置いて、以下の点について御確認いただき、御家庭での実践について御理解と御協力をお願いいたします。
◎友人との交流や地域でのスポーツ活動・習い事等の学校以外の活動でも感染拡大が多く見られていますので、以下について御確認ください。
【日常生活】
〇こまめな手洗いや正しいマスクの着用、換気等の基本的な感染症対策を徹底する。
〇毎日、必ず検温を行うなど、体調管理を徹底する。
〇軽度の発熱や倦怠感など、少しでも体調が悪ければ登校を控えるほか、習い事やスポーツ活動等への参加をとりやめ、早期に医療機関を受診する。
〇換気不良や混雑など、感染リスクの高い場所への出入りは控える。
【イベント・レクリエーション・会食など】
〇マスク着脱は熱中症対策を優先しますが、マスクを外している場面では会話を控える。
〇参加前には必ず検温を行う。その際、発熱や倦怠感など、少しでも体調に異常があれば参加しない。
〇飲食の際、会話は控える。特に、歩きながらの飲食は飛沫を拡散する可能性が高いため会話は控える。
〇大人数での参加、長時間の滞在はしない。