『今工夏休みおもしろ講座』を実施しました【環境化学科】

2021年8月13日 10時55分
工業各科

8月6日(金)、今治工業高校の環境化学科は、近隣の小学校から児童・保護者・先生方をお招きして、『今工夏休みおもしろ講座』で「化学でおもしろ実験」と題して、セリシン入りハンドクリームを作りました。

主材料は蚕(かいこ)の繭(まゆ)。蚕の繭は、芯である「絹糸」の部分(フィブロイン)とその周りの「のり・接着物質」のような部分(セリシン)から成り立っているそうです。うるおい成分満点の、このセリシンが今回の主役です。

ちなみに、絹糸は繭をお湯で煮て、その繭をほどいて紡ぐのですが、繭を煮たお湯にはセリシンがたっぷり溶け出しています。かつて、そのお湯に長時間接する富岡製糸場(群馬県:世界遺産)の女工さんの手は、すべすべだったとも言われています。

今回、繭に圧力と熱を加えて、セリシンを取り出し、それを加工してハンドクリームを作りました。本校の教職員や生徒にも手伝ってもらいながら、手際よく作業を進め、出来上がった白いクリームを小さな容器に入れると、着色料や保存料を用いていない天然素材のハンドクリームの完成です。希望する参加者には、容器のフタに貼る装飾用シールと容器の底に貼る材料・効能を書いたシールをお配りしました。ここまでくると、まるで「市販品」(実際、本校の文化祭で販売しています)。参加者の皆さんは、自分が作ったハンドクリームを触ってみたり、手に塗ったりして、感触を確かめていました。「すべすべするっ」などの感想をいただき、一様に高評価でした。
短い時間でしたが、化学の不思議や面白さなどを感じてもらえた夏休みのひと時でした。

 

 

『今工夏休みおもしろ講座』を実施しました【電気科】

2021年8月12日 11時25分
工業各科

8月6日(金)、今治工業高校の電気科は、近隣の小学校から児童・保護者・先生方をお招きして、標記の講座で「電気は、ものづくりの宝庫」と題して、電気工作等を行いました。

部品を配付しして、本校教職員や生徒がサポートについて、さっそく組み立て作業。「はんだごてを握るのは初めて」という小学生もいましたが、「ほんとに?」と思うくらい、なかなかさまになっていて、基盤に部品を上手に取り付けていました。
でき上ったのは、光センサーを組み込んだ「電子サイコロ」。モードの設定によって変わるセンサーの反応に参加した小学生は、興味深げでした。

工作体験の後は、交流高電圧装置(約130kv)が設置されている実験室で、「人工カミナリ」を体験。
発雷時の音とまぶしい光に、参加者は一様に驚いていました。また、カミナリなど、空気中に電流が流れると酸素がオゾンに変化し、微妙な臭いを発するとか。マスクをちょっとだけずらして臭いを嗅いでみました(カミナリの臭い!?)。短い時間でしたが、電気の不思議や面白さなど、「電気はものづくりの宝庫」を感じてもらえた夏休みのひと時でした。

 

 

「第16回若年者ものづくり競技大会」銀賞!! 詳報【電気部】

2021年8月11日 14時15分
部活動

8月5日(木)、アイテムえひめなどを会場に標記の全国大会が行われました。今治工業高校からは佐藤選手(3年)が電気工事部門に参加し、日ごろの練習の成果を披露しました。本大会は、全国の予選を勝ち抜いた19名の「工業高等学校等において技能を習得中の若年者(原則20歳以下)」が、愛媛県に集まって行われるものでした。

今回の電気工事部門の競技は、課題設定がかなり難しく、部品点数も多いという条件下で行われました。しかし、佐藤選手は、日ごろの練習を思い出し、冷静に作業を進め、標準時間(2時間40分)内で課題を完成(約2時間33分)することができました。

そして、佐藤選手の結果は「銀賞」言い換えれば「全国2位」
本当に
おめでとうございます!!

こうした大舞台で大きな成果を残せたことは、佐藤選手にとって大きな自信になると思います。また、後に続く後輩たちにとっても、身近な先輩の偉業は、大きな励みになると思います。
ガンバレ、佐藤選手。そして、ガンバレ、今工ファミリー!!

 

 

「第16回若年者ものづくり競技大会」で銀賞を受賞!!【電気部】

2021年8月10日 07時25分
部活動

8月5日(木)に、アイテムえひめで行われた「第16回若年者ものづくり競技大会」に出場した今治工業高校の佐藤選手(3年)が、全国から集った選手たちと鎬を削り、見事「銀賞」を受賞しました。
おめでとうございます!!

第16回若年者ものづくり競技大会 入賞者一覧(厚生労働省HP)

「未来の技術者 15職種腕競う 松山で全国大会」2021年8月6日付愛媛新聞
(掲載許可番号 : d20210806-03) 

寒苦鳥の窓 その⑬【豊かな心】

2021年8月9日 11時45分
今工点描

 台風9号の影響で、今朝の今治市には「大雨警報」「土砂災害警報」が出ていました。
 念のため、体育館2階の窓の戸締りを確認して体育館から出ると、先ほど入ってこられた軽自動車がまだ武道場の横の駐車場に・・・。かれこれ20分は止まっています。先生方の車ではないように思いますし、警報が出ているので生徒たちが練習をしているのでもないように思いました。
 気になりましたので、武道場に行ってみると、なんと、生徒さんと保護者と思しき人とが室内で何やらされているではありませんか。話をうかがうと、道場に入ると床やマットが吹き込んだ雨水で濡れていたので、雑巾で拭き取っていただいていたとのこと。本当に有り難いことです。
 しばらくすると、もう一台の車がやってこられました。保護者と生徒さんが、状況を聞いて、大変だろうからと手伝いにきたとのこと。
 大方拭き取ることができましたので、残った湿気を飛ばすために、しばらくは扇風機を回しておくことにして、皆さんをお見送り。
 お礼を申し上げると、「保護者ですから」。そして、生徒からはお礼の言葉をいただきました。

 ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!

 

「全国高等学校総合体育大会陸上競技大会」に出場しました【陸上競技部】

2021年8月6日 16時05分
部活動

7月31日(土)、福井県営陸上競技場(9.98 STADIUM)で行われた「全国高等学校総合体育大会陸上競技大会」に、今治工業高校陸上競技部の木村選手(3年)が円盤投げに出場しました。

現地で応援できない分、当日、急遽会議室にパブリックビューイングを設置し、インターネットで配信される映像を見ながら、1・2年生の部員たちが福井の地の先輩に声援を送っていました。

競技は、3回の試技のうちに、44mをクリアすると決勝に進むことができる円盤投げ。
1投目で、指を負傷してしまうアクシデントに見舞われ、思うように記録は伸びませんでしたが、今治工業高校の生徒として、全国大会という晴れ舞台で堂々とプレーしてきました。本当にお疲れさまでした。
ガンバレ、今工ファミリー!!
 

 

「高校生ものづくりコンテスト四国大会(化学分析部門)」に参加しました【環境化学部】

2021年8月5日 15時10分
部活動

8月3日(火)に、標記の大会が香川県立坂出工業高等学校で行われ、今治工業高校からは、愛媛県大会を勝ち抜いた渡邉(啓)選手(3年)と藤本(浩)選手(2年)の2選手が四国大会に挑みました。その結果、二人とも「奨励賞」を受賞しました。

競技本番では、予想外の試料提示があり、本来の力を出し切れなかった部分もあったやに聞いています。実力を出し切れなかったのは少し残念ですが、これまで、二人は熱心に真剣に練習に取り組んできました。本当にお疲れさまでした。

今回の一連の経験を、3年生はまた別の場面で、2年生は来年の大会などで、生かしてほしいと思います。
ガンバレ、今工ファミリー!!

 

電気科の紹介動画【電気科】

2021年8月4日 09時15分
工業各科

今治工業高等学校の電気科の紹介動画を作成しました。
本校電気科の学びの様子・特色などをコンパクトにまとめています。
ぜひ、ご覧ください。

 

今工点描「教室、プロジェクタ設置工事完了」

2021年8月3日 14時20分
今工点描

7月28日(水)から数日かけて、ホームルーム教室を中心にプロジェクタの設置工事が行われました。

今年度は、生徒に「一人一台タブレット型端末」が配備され、本校でも授業等での活用が進んでいるところです。8月中旬に予定さてている黒板のホワイトボード化と相まって、教室が、授業の様子が大きく変わりそうです。
ガンバレ、今工ファミリー!!

 

 

寒苦鳥の窓 その⑫【今日もありがとうございます】

2021年8月2日 17時00分
今工点描

 昨日、8月1日日曜日の午後、あたりまえであることの有り難さをじんわりと味わわせていただきました。
 さて、私は、小学校4年生から6年生まで、頼まれて新聞配達をしました。配達先は10件ほどなのですが、田舎なので、新聞屋さんに行って配り終えるのに自転車で約1時間かかりました。思い出されるのは、当時は、新聞配達の休みはほとんどなかったので、休みになった時には本当にうれしかったこと。また、雨の日は、今みたいにビニール袋がなかったものですから、新聞が直接の雨と着ている合羽の袖口を伝う雨に濡れないように気を遣ったこと。特に、冬の雨の日の配達は手袋ができないので、手が本当に痛かったこと。家族には、「日曜日でも新聞を待っているよ。だらだらせられん。」と、よく言われていたこと。月のお給料は600円で、6年生になって1,000円になった時には、とても喜んだこと(なんと、小学生でベアを経験!)。有り難かったことは、いつも家族が「お帰り」と、出迎えてくれて朝ごはんがあったことと、小学校が歩いて5分の距離だったことです。
 ところで、40年も前の小学校時代の自分を振り返りながら今の自分を見てみましても、あまり精神的にも成長していませんが、当時の自分には理解できませんでしたが、今日につながる一日一日が有り難く大切であったんだなぁと、今はそう思えます。
 そして、「全て必然。全てよし。全てに感謝!」と、やせ我慢でも言い続けている今日この頃です。

 ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!