寒苦鳥の窓 その⑮【自反尽己(じはんじんこ)】

2021年8月23日 15時55分
今工点描

 今日もアクセスいただきまして、ありがとうございます。
 夏休みもあとわずかとなりましたが、夏休みもいろいろなお仕事があり、読書5千ページと書きましたのに、まだ2千ページほどで・・・。
 さて、特に若いころは、自分の思い通りにことが進まなかったり、予期せぬ問題が起きたりしたときなど、すぐに、自分以外にその原因を求めていたような気がします。
 今でもそんな気持ちが出てくることがありますが、最近は、「石に躓(つまず)いてこけた時にも、石にありがとう」と言える私でありたいと、自分に言い聞かせ、人差し指を自分に無理やりでも向ける努力・・・やせ我慢をしています。
 しかしながら、そんなふうにものごとに向き合っていると、同じことでも、自分の外に・周りに指を向けた時より、不思議なのですが、時間が経つと心が軽くなっているような。また、こけたことによる何かしらの学び・気づきをいただけるので、併せて、感謝!
 ただ、“石”もなく、思いをどこにも持っていけない、ぶつけることができないような場合においてでさえも、自分を省みて目の前のその出来事に誠実に己を尽くすこと(自反尽己)は、とても難題なんです。
 
 ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!

 

「 第70回全国高等学校PTA連合会大会島根大会」の視聴について(御案内)

2021年8月20日 09時45分
連絡事項

保護者様

第70回全国高等学校PTA連合会大会島根大会」の全体会オンラインライブの配信の御案内と視聴手順について、以下のとおりお知らせします。

毎年、全国高等学校PTA連合会大会が開催されていますが、今年度は8月25日(水)に無観客によるライブ配信となっています。そこで、できるだけ多くの会員の皆様方に視聴をしていただきたく、御案内をいたします。

大会日程 8月25日(水)
・全体会/開会式、表彰式、記念講演、記念公演、閉会式
8:50より会場からオンラインライブ配信
大会終了後、数日を経て、12/31(金)までアーカイブ配信
・分科会/6つの分科会
14:00より会場からオンラインライブ配信
大会終了後、数日を経て、12/31(金)までアーカイブ配信

視聴手順
①インターネット検索欄に「全国高P連大会島根大会」と入力する。
②島根大会サイトのトップページの画面に入る。
③大会サイトTOPページの「全体会ライブ配信バナー」をクリック
④次ページが開いたらパスワードを入力し「確定ボタン」をクリック
⑤動画配信ページが開くので全体会ライブ配信を再生

※視聴を希望される方は、学校(0898-22-0342)まで御連絡ください。パスワードをお知らせいたします。

 

 

今工点描「ホワイトボード換装工事」

2021年8月19日 14時15分
今工点描

8月17日(火)と18日(水)、教室の様子が大きく変わりました。
これまで、教室の代名詞的な存在であり、教室正面に鎮座していた「黒板」がなくなってしまいました。

とはいっても、もちろん代替品が入っています。ホワイトボードです。

今回、今治工業高校では、ホームルーム教室を中心に黒板がホワイトボードに換装されました。
2学期が始まり、久しぶりに登校すると、初めて見る皆さんは、教室の風景の変化に少し戸惑うかもしれませんね。

深い緑が基調だった「黒板」に比べて、文字通り白い「ホワイトボード」が教室の1面を占めることで、教室自体が明るくなったように感じます。
教室前上部に取り付けられた「プロジェクタ」やこの春に貸し出された「タブレット型巻末」と相まって、授業展開が楽しみですね。また、このピカピカのホワイトボード、この2学期から皆さんと一緒に学ぶことを楽しみにしているようにも思えました。
ガンバレ、今工ファミリー!!

 

「第45回全国高等学校総合文化祭 和歌山大会」に参加しました【写真部】

2021年8月18日 12時45分
部活動

8月2日(月)から4日(水)の間、和歌山県橋本市の橋本体育館メインアリーナで行われた「第45回全国高等学校総合文化祭 」の「写真部門」に、今治工業高校から、昨年度の愛媛県高等学校総合文化祭において、作品『自由奔放』で優秀賞を受賞した下村さんが参加しました。
全国の優秀作品の鑑賞、講演会、交流会、撮影会など、盛りだくさんの内容でした。

「全国展」では、各都道府県から出品された代表作品307点を鑑賞しました。もちろん、下村さんの作品も展示されていました。

「交流会」では、各都道府県の代表生徒約300名が交流しました。感染症対策のため参加者間の間隔を十分とっての実施でしたが、自己紹介・フォトブック作成・和歌山県にちなんだクイズ大会などで、親交を深めました。

 

 

『今工夏休みおもしろ講座』を実施しました【情報技術科】

2021年8月17日 12時00分
工業各科

8月6日(金)、今治工業高校の情報技術科は、近隣の小学校から児童・保護者・先生方をお招きして、『今工夏休みおもしろ講座』で「パソコンで楽しく遊びましょう」と題して、プログラミングなどを体験していただきました。

集合場所で受付けを済ませ校内を移動。すると会場である電子計算機実習室前でデジタルサイネージが、教室後部で本校の生徒たちが課題研究で作成した作品が、参加者の皆さんをお出迎え。

デスクトップパソコンのある机に着席して、本校教職員がサポートしながらプログラミングを体験しました。
使用したのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されたプログラミング言語「Scratch」。ブロックと呼ばれる絵柄を組み合わせることで簡単にプログラミングができるという優れもの。操作は、行いたい
命令について、画面上でブロックをドラッグ&ドロップするだけでOK。「X座標」「Y座標」など、小学生にはちょっぴり難しい言葉も出てきましたが、楽しく一生懸命に取り組んでいました。

工作体験では、お気に入りの絵や写真などを印刷して、少し大きめのウチワに貼り付け、暑い夏のお供にしていただく予定でした。時間不足で、貼り付けはお家でお願いすることになってしまうなどハプニングもありましたが、こういう経験もこうしたライブ講座ならではのもの。
短い時間でしたが、情報技術・プログラミングの不思議や面白さなどを感じてもらえた夏休みのひと時でした。

 

寒苦鳥の窓 その⑭【浄玻璃の鏡】

2021年8月16日 11時35分
今工点描

 今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。

 さて、小さい頃、「嘘ついたら、閻魔様に舌抜かれるよ」と、家族からよく言われていました。閻魔様といいましたら、宇和島市丸穂の西江禅寺の宇和島に春を告げる「えんま祭り」(旧暦1月16日の前後3日間で開催)を御存知の方も多いのではないでしょうか。その閻魔様のところ(閻魔庁)には、「浄玻璃(じょうはり)の鏡」(亡くなった方の生前の善悪の所業を映し出すという鏡)があると言われています。エビデンスはまったくありませんが、もしあったらと考えると、・・・・・・。それで、ふとこの鏡のことを思い出すたびに、今日からはと、日々の言動・生活を意識しています。三日坊主を繰り返しながらですが。

 話は変わるのですが、セルフのガソリンスタンドに、給油後のくじで一等になり浮かれてしまって、燃料キャップを置き忘れて帰ったことがありました。慌てて電話で問い合わせをしたところ、時間帯で車を防犯カメラで確認ができて、無事、キャップが戻ってきました。有り難いことです。が、その後、おかしな動作をしてなかったかななどと心配になりました。改めて、「日頃から、お天道様に笑われないようしなければ」との気持ちを新たにした一日でした。

 浄玻璃の鏡の前に立つまでは 秘めておきたし あのことも このことも(相田みつお)

 ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!

 

『今工夏休みおもしろ講座』を実施しました【環境化学科】

2021年8月13日 10時55分
工業各科

8月6日(金)、今治工業高校の環境化学科は、近隣の小学校から児童・保護者・先生方をお招きして、『今工夏休みおもしろ講座』で「化学でおもしろ実験」と題して、セリシン入りハンドクリームを作りました。

主材料は蚕(かいこ)の繭(まゆ)。蚕の繭は、芯である「絹糸」の部分(フィブロイン)とその周りの「のり・接着物質」のような部分(セリシン)から成り立っているそうです。うるおい成分満点の、このセリシンが今回の主役です。

ちなみに、絹糸は繭をお湯で煮て、その繭をほどいて紡ぐのですが、繭を煮たお湯にはセリシンがたっぷり溶け出しています。かつて、そのお湯に長時間接する富岡製糸場(群馬県:世界遺産)の女工さんの手は、すべすべだったとも言われています。

今回、繭に圧力と熱を加えて、セリシンを取り出し、それを加工してハンドクリームを作りました。本校の教職員や生徒にも手伝ってもらいながら、手際よく作業を進め、出来上がった白いクリームを小さな容器に入れると、着色料や保存料を用いていない天然素材のハンドクリームの完成です。希望する参加者には、容器のフタに貼る装飾用シールと容器の底に貼る材料・効能を書いたシールをお配りしました。ここまでくると、まるで「市販品」(実際、本校の文化祭で販売しています)。参加者の皆さんは、自分が作ったハンドクリームを触ってみたり、手に塗ったりして、感触を確かめていました。「すべすべするっ」などの感想をいただき、一様に高評価でした。
短い時間でしたが、化学の不思議や面白さなどを感じてもらえた夏休みのひと時でした。

 

 

『今工夏休みおもしろ講座』を実施しました【電気科】

2021年8月12日 11時25分
工業各科

8月6日(金)、今治工業高校の電気科は、近隣の小学校から児童・保護者・先生方をお招きして、標記の講座で「電気は、ものづくりの宝庫」と題して、電気工作等を行いました。

部品を配付しして、本校教職員や生徒がサポートについて、さっそく組み立て作業。「はんだごてを握るのは初めて」という小学生もいましたが、「ほんとに?」と思うくらい、なかなかさまになっていて、基盤に部品を上手に取り付けていました。
でき上ったのは、光センサーを組み込んだ「電子サイコロ」。モードの設定によって変わるセンサーの反応に参加した小学生は、興味深げでした。

工作体験の後は、交流高電圧装置(約130kv)が設置されている実験室で、「人工カミナリ」を体験。
発雷時の音とまぶしい光に、参加者は一様に驚いていました。また、カミナリなど、空気中に電流が流れると酸素がオゾンに変化し、微妙な臭いを発するとか。マスクをちょっとだけずらして臭いを嗅いでみました(カミナリの臭い!?)。短い時間でしたが、電気の不思議や面白さなど、「電気はものづくりの宝庫」を感じてもらえた夏休みのひと時でした。

 

 

「第16回若年者ものづくり競技大会」銀賞!! 詳報【電気部】

2021年8月11日 14時15分
部活動

8月5日(木)、アイテムえひめなどを会場に標記の全国大会が行われました。今治工業高校からは佐藤選手(3年)が電気工事部門に参加し、日ごろの練習の成果を披露しました。本大会は、全国の予選を勝ち抜いた19名の「工業高等学校等において技能を習得中の若年者(原則20歳以下)」が、愛媛県に集まって行われるものでした。

今回の電気工事部門の競技は、課題設定がかなり難しく、部品点数も多いという条件下で行われました。しかし、佐藤選手は、日ごろの練習を思い出し、冷静に作業を進め、標準時間(2時間40分)内で課題を完成(約2時間33分)することができました。

そして、佐藤選手の結果は「銀賞」言い換えれば「全国2位」
本当に
おめでとうございます!!

こうした大舞台で大きな成果を残せたことは、佐藤選手にとって大きな自信になると思います。また、後に続く後輩たちにとっても、身近な先輩の偉業は、大きな励みになると思います。
ガンバレ、佐藤選手。そして、ガンバレ、今工ファミリー!!

 

 

「第16回若年者ものづくり競技大会」で銀賞を受賞!!【電気部】

2021年8月10日 07時25分
部活動

8月5日(木)に、アイテムえひめで行われた「第16回若年者ものづくり競技大会」に出場した今治工業高校の佐藤選手(3年)が、全国から集った選手たちと鎬を削り、見事「銀賞」を受賞しました。
おめでとうございます!!

第16回若年者ものづくり競技大会 入賞者一覧(厚生労働省HP)

「未来の技術者 15職種腕競う 松山で全国大会」2021年8月6日付愛媛新聞
(掲載許可番号 : d20210806-03)