令和4年度全国高等学校総合体育大会カウントダウンボード完成

2021年10月5日 09時30分
工業各科

令和4(2022)年7月28日~8月20日の間、「燃え上れ我らの闘志 四国の大地へ」を大会スローガンに、「躍動の青い力 四国総体 2022」が四国を主会場に開催されます。
愛媛県では、5市において8競技(体操・卓球・ソフトテニス・ハンドボール・柔道・ボート・ウエイトリフティング・空手道)で、全国から集った高校生が熱戦を繰り広げることになります。そのうち、今治市でも、ソフトテニスとボートが行われます。 

この大会を盛り上げるために愛媛県内の8高校が分担して、7台のカウントダウンボードを製作しました。10月1日(金)に、エミフルMASAKIで、「令和4年度全国高等学校総合体育大会300日前イベント」が行われ、晴れてお披露目となりました。

今治工業高校が担当したのは、今治市で実施されるソフトテニスとボートをモチーフにしたカウントダウンボードです。
このボード、上部に7月28日までの日数を表示し、中央部にアクリルパネルの内外にボートとソフトテニスの試合の様子を、溶接で作成し塗装された百数十体の人形が臨場感いっぱいに再現しています。また、本体には人感センサーを内蔵しており、人が近づくと電灯が点灯し、『愛媛の歌』が流れてくるという優れものです。

今後、このカウントダウンボードは、今治市営スポーツパークで全国の高校生が来るのを指折り待つことになります。

 

寒苦鳥の窓 その㉑【ものづくりから人づくりへ】

2021年10月4日 14時55分
今工点描

 今日もアクセスいただきまして、ありがとうございます。

〇「げたを買ってもらう前に、人間を買ってもらえ」
 これは、あるげた職人さんが自分で担う作業が増えていく中で、父親からよく言われた言葉。

〇「もの言わぬものにもの言わせるものづくり」
 これは、ある醤油屋さんが、経営が大変な状況の中、人生の先輩に教えていただいた言葉。

〇「先生知っていますか。化学繊維の原料を仕込むときの私の心持ちの違いで、出来具合に違いがあるような気がしているんです。それで、今、家庭菜園しているんですよ。」
 これは、私の十数年前の教え子の言葉です。

〇「旋盤の 職人目指し練習中 上手くなるほど遠く感じる」
 これは、ある学校の生徒の言葉です。

これまで、有り難いことですが、いろいろな人との御縁をいただきまして、
・心を添えたものづくり
・使う方が喜んでくださるようなものづくり
・もの言わぬものがもの言うものづくり
このようなことを考えながら、「校門が笑っている学校」で、お天道様に笑われないよう、生徒とともに精進しています。

 ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!

 

第70回運動会を実施しました(その7)

2021年10月1日 16時15分
学校行事

運動会の様子(その7)です。

 

【団長による装飾の説明と運動会にかける思い】


【科対抗スウェーデンリレー】


【整理体操】


【総合成績】

 〇演技の部
  1位 機械造船科  2位 電気科
 〇入場行進の部
  1位 機械造船科  2位 電気科
 〇装飾の部
  1位 情報技術科  2位 機械造船科
 〇応援の部 
  1位 機械造船科  2位 電気科
 〇総合成績
  1位 機械造船科  2位 電気科

第70回運動会を実施しました(その1)

2021年9月30日 16時05分
学校行事

9月30日(木)、台風の発生・接近の報に、一時、気をもみましたが、秋晴れの空の下、おかげをもちまして、令和3年度第70回運動会を実施することができました。

ただし、今年度もコロナ禍のため、感染症対策を施したうえで、観覧者を限定し、種目数を縮減しての実施となりました。保護者の皆様や地域の皆様におかれましては、御理解と御協力を賜り、誠にありがとうございました。

こうした制限下での実施ではありましたが、元気いっぱい、はつらつとした生徒の姿をご覧ください。

【装飾】


【入場行進】


【開会式諸行事】
 

【ラジオ体操】

 

今工点描「デッサンの授業」【繊維デザイン科】

2021年9月29日 09時25分
今工点描

校舎内を歩いていると、「どうぞ、見てやってください」と担当の先生からお声が掛かりました(こうした「お声掛かり」があるのも今治工業高校のいいところだと思います)。お言葉に甘えて、授業の邪魔にならないようにそっと入室すると、繊維デザイン科の生徒たちが、静かに熱心に静物のデッサンに取り組んでいました。

「ちょっと待っててください」と中座し、カメラを手に教室に戻り、さっそく授業を見学しました。生徒たちが描いていたのは、エスロンパイプのコーナーの接手部分。白い紙の上に置き、光線の具合でできる陰影や物自体の質感を鉛筆で丁寧に表現していました。さすがに上手です。

微妙な陰影を表現するために、描いた線をティッシュペーパーで擦ってぼかすなど、素人からすると「目からうろこ」のテクニックも見学できました。また、デッサン用の鉛筆を削るのに使用するのはもちろんカッターナイフ。一昔前ならいざ知らず、今日日の高校生には見慣れない風景ですが、芯を傷めないように器用に削っていました。
ガンバレ、今工ファミリー!!