寒苦鳥の窓 その③【気になる言葉】

2021年5月31日 08時30分
今工点描

『誠心力』

 この言葉は、ある学校のある先生の前に飾ってある短冊に墨書されている言葉です。
 ふとその短冊に目が留まり、墨痕鮮やかな“誠心力”という言葉に、???と思いながら、素晴らしい言葉だと思い、云われを伺いました。
 生徒さんが提出した作文に、「精神力」を間違って「誠心力」と書いてあったらしいのですが、いい言葉だと思われて、知り合いに墨書していただいたとのことでした。
 この字を思い出すと、「天知る 地知る 我知る」ではありませんが、お天道様に笑われていないか気になります。
 なお、くれぐれも、「精神力」と書くべきところを、「誠心力」と書かれることがなきようお願いします。
 ではでは、今週も、明るく楽しくハッピーに!!

 見ん人のためにはあらで奥山におのが誠を咲く桜かな (新渡戸稲造)

 

今工点描「ハンドボール部」

2021年5月30日 08時10分
部活動

今回は、ハンドボール部の練習を見学。

ハンドボールは、1チーム7人編成で、高校生の試合時間は前後半各30分です。
コートプレーヤーは、ドリブルをするとき以外、ボールを持った状態でバスケットボールよりも一歩多く(3歩)歩くことができます。とはいえ、ボールの動きはパス中心、素早いパス回しからの展開が魅力です。
ゴール前には、ゴールキーパーだけが入れるゴールエリアがあり、オフェンスプレーヤーがその上空で繰り広げるジャンプシュートは、迫力満点でした。
バンバレ、今工!!

 

今工点描「サッカー部」

2021年5月29日 07時45分
部活動

今回は、サッカー部の練習を見学しました。

本校のサッカー部は、運動部の中でも1・2を争う部員数を抱える活発な部活動です。
普段の練習は、本校グランドや今治市営スポーツパークサッカー場(人工芝)で練習をしているそうです。
部員数も多く、練習時間も限られているため、「考える」練習をしていました。先生からの指示も実戦を想定したもが多く、ボールがアウトした後のリスタート、シュートコースなど、細かいところに意識を向けた練習をしているように感じました。
ガンバレ、今工!!

 

進路指導講話

2021年5月28日 15時50分
3年生

28日(金)の6限目、3年生を対象に進路指導講話が行われました。

学年主任挨拶の後、進学や就職をするにあたって、心構えや注意すべきことなどについて、体験談を交えながら、進路指導課長より講話がありました。生徒は、一様に真剣に聞いていました。

講話の後、生徒は各クラスに戻って、進路希望調査を書いたり、配付された『進路の手引』を読んだりしました。この手引には、進路実現に向けての大切な情報が詰まっています。十分、活用してください。

早いもので、新学期が始まって、もうすぐ2か月。気が付けば、進路選択や進路決定の時期は、すぐそこに来ています。自分に合った進路実現ができるといいですね。
ガンバレ、今工3年生!!

「推進委員会」発足&活動開始

2021年5月28日 07時35分
部活動

令和4(2022)年度は、全国高校総合体育大会が愛媛県をはじめ、この四国の地で開催されます。

  躍動の青い力 四国総体 2022
  燃え上れ 我らの闘志 四国の大地へ

愛媛県では、「体操」「卓球」「ソフトテニス」「ハンドボール」「柔道」「ボート」「ウエイトリフティング」「空手道」の各競技が開催され、今治市では、「ボート」「ソフトテニス」で、高校生がしのぎを削ります。

そこで、本校でも、生徒会役員を中心に「愛媛県立今治工業高等学校推進委員会」を立ち上げ、同大会を盛り上げる活動を開始しました。
横断幕を掲げて気勢を上げます。

ガンバレ、高校生。そして、ガンバレ、今工生!!

  

※補足:マスクを着けていない写真は、撮る瞬間だけマスクを外して、無言で撮影したものです。

 

創立記念日③ 「後輩のみなさんへ ~創立記念日に寄せて~(その2)」

2021年5月27日 15時50分
学校行事

今回の創立記念日に際して、先輩方からお寄せいただいた文章(その2)です。

〇山本凌太 様(2014年3月 情報技術科卒業)
 春は蒼社川の桜が満開になり、一直線に桜が伸びる様は、とても美しかったです。当時の今工はロボットアメフトや弓道部、レスリング部、野球部が活発的に活動していた印象があります。私の印象深い先生は、体育の村上光雄先生です。とにかく何事に対しても厳しかったことを覚えています。しかし、今では、叱ってもらえて良かったと思えています。高校での思い出は、文化祭や運動会、修学旅行などありますが、やはり1番の思い出は夏の全国高校野球愛媛県大会です。野球部だけでなく全校生徒が一つとなって勝利に向かって、頑張る姿がとても印象に残っています。今はコロナ禍での生活を迫られ、とても息苦しいと思います。しかし、これは、チャンスでもあります。自粛生活を有効活用し、資格の勉強や自主練習を行い、隣にいるライバルに差をつけてやりましょう。

〇玉井雄大 様(2021年3月 環境化学科卒業)
 春は郷橋付近で桜並木が満開となり、夏は木陰で鳴いている蝉がおり、秋は夕日をバックに風に揺られる蒼社川の葦、冬はグラウンドに降りる霜が朝日に照らされ輝いているのを見ながら登下校していたことが思い出されます。当時の今工は、コロナ禍にも負けない活気のある生徒が多かった。中でも、渡邊郁雄校長先生が印象に残っています。毎朝、金魚に餌やりをしながら、「おはよう」と言っていました。私が挨拶をすると、どの先生よりも大きな声で挨拶を返してくれることが嬉しかったです。
 自分らしく生きてください。人は一人で生きるものではありません。一人ひとり性格も考え方も外見も全く違います。他人からの目を気にして、偽りの自分で生きていること、これは自分らしいとは言えません。本当の自分を見つけるようにしてください。自分が自分自身を好きになると自然と笑顔が多くなります。好きな人と過ごす時間が幸せなように、好きな自分と一緒にいれば幸せになれます。わがまま勝手に生きるのは違いますが、多少価値観が違う中で、自分らしく生きた方が他人も幸せにできるように思います。

〇近藤世里奈 様(2015年3月 繊維デザイン科卒業)
 私は、総合格闘技をしています。今工では、藤田健太郎先生の熱いラブコールに誘われて柔道をすることになりました。運動もできない鈍い方でしたが、いつも熱く語る先生の言葉に騙され続けて3年間柔道を続けることが出来ました。困ったり悩んだりしたときには相談にのってくださり、ずっと励まされています。「世里奈は今工に来て、俺やいろんな先生に出会えたことが本当に恵まれていたな」と話されます。実際そう思います。今は、RIZINなどのプロ総合格闘技の試合に出られるまでに成長しました。このように励ましてくれる先生方が多い今工は、とても勇気をもらえる場所だと思います。今でも苦しいことの連続ですが、当時のことを思い出しながら頑張っています。

 

創立記念日② 「後輩のみなさんへ ~創立記念日に寄せて~(その1)」

2021年5月27日 13時50分
学校行事

今回の創立記念日に際して、先輩方からお寄せいただいた文章(その1)です。

〇上村優也 様(2013年3月 機械科卒業)
 現在、新日本プロレスに所属しています。高校、大学と7年間レスリング部で活動していました。僕が皆さんに伝えたいことは、将来の自分をイメージするということです。人それぞれ夢や目標があり、これから見つけていく人も多いと思います。将来の自分をイメージできれば、それに向かってあとはやるだけです。今はコロナ禍でうまく身動きが取れませんが、各々が今できることからやっていき、いつか皆さんがイメージした人間になることを願っています。僕も頭の中には強くて魅力的なプロレスラー像がイメージできているので、それに向けて頑張ります。

〇村上颯馬 様(2018年3月 機械科卒業)
 田畑や川など、自然豊かな通学路を思い出します。当時は、クラス、学年関係なく仲良く明るい学校でした。機械科では、十亀先生の顔も声もはっきりと印象に残っています。休み時間や部活後に友人とくだらないことをしたり、話したりしたことが思い出に残っています。暗いニュースが続く中、思い通りの生活を送れず不安だと思います。しかし、そんな時に力になってくれるのは、苦楽を共にした友人だと思います。私も社会に出て、辛いことや悔しいことをたくさん経験しています。やはり、そんな時に力になってくれるのは友人でした。不自由な生活が続いていると思いますが、今できることを精一杯行い、辛く苦しいことを共に乗り越え、かけがえのない学校生活を送れるよう心から願っています。

〇鴨崎元希 様(2016年3月 電気科卒業)
 登下校中はクラスメイトや部活仲間と、面白い話や真剣な話もしていました。通学路沿いに流れる蒼社川の景色は日によって顔を変え、未だに焼き付いています。今工は、生徒の明るい声や騒がしい声、教員の皆さんの優しい声や厳しい声が飛びながら、とても元気と明るさがある学舎(まなびや)だったと記憶しております。藤田健太郎先生には、勉強のことはもちろん、自分の悩みまでとても真剣に聞いていただいたこともあり、本当に感謝で頭が上がりません。
 今の情勢は簡単に人と交流できず、ストレスを抱えてがんじがらめになっている人もいると思います。時には心ない言葉を発してしまう人もいるかもしれません。その一瞬の行動で一生の友人を失くしてしまうこともあります。このご時世ですが、人と交流する手段も助け合う手段もたくさんあります。人に優しくすることで自分の心にも優しくできると思います。皆さんもそのような付き合い方ができればいいですね。

 

創立記念日① 「校長講話」

2021年5月27日 10時00分
学校行事

本日、5月27日は、今治工業高等学校、79回目の創立記念日です。朝、校内放送で、校長先生から講話をいただきました。

19,000人を超える卒業生の方々が全国・各界でご活躍されていること、今工での3年間で自分を磨き、それらを後輩へ繋ぐことの大切さ、校歌に込められた意味や今工生のあるべき姿など、校長先生の思いが校内に流れました。

また、本校を卒業され、社会で活躍されている先輩方からは、「後輩のみなさんへ ~創立記念に寄せて~ 」というメッセージをいただき、プリントにまとめたものを生徒に配付させていただきました。そこには、今治工業での高校生活を振り返った当時のエピソードや先生との交流の様子が、まるで目の前で展開されているかのように記されています。この心温まるメッセージは、現役の今工生にとって大いに励みになると感じました。お忙しい中、原稿をお寄せいただいた先輩方、本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げますとともに、今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

さぁ、後輩諸君。諸先輩方に、追いつき、追い越すつもりで学校生活に取り組みましょう。
ガンバレ、今工生!! 

本校の沿革

 

 

「人権尊重の意識を高めるためのポスター」の特選作品紹介

2021年5月26日 07時50分
今工点描

令和2年度「人権尊重の意識を高めるためのポスター」の作品募集では、愛媛県内の小・中・高等学校等から約4万2千点の応募があったそうです。

その中から、本校の赤堀さんの作品が【特選】に選ばれています。
改めて、おめでとうございます!!

さて、先日、その特選作品を1枚にまとめたポスターが届きましたので、御紹介します。
赤堀さんが作品に込めた熱い思いや製作の背景は、下のリンク(県教委人権教育課のページ)をクリックしてご覧ください。

 

 ※令和2年度「人権尊重の意識を高めるポスター展」特選作品紹介(愛媛県教育委員会人権教育課のページ)