創立記念日② 「後輩のみなさんへ ~創立記念日に寄せて~(その1)」

2021年5月27日 13時50分
学校行事

今回の創立記念日に際して、先輩方からお寄せいただいた文章(その1)です。

〇上村優也 様(2013年3月 機械科卒業)
 現在、新日本プロレスに所属しています。高校、大学と7年間レスリング部で活動していました。僕が皆さんに伝えたいことは、将来の自分をイメージするということです。人それぞれ夢や目標があり、これから見つけていく人も多いと思います。将来の自分をイメージできれば、それに向かってあとはやるだけです。今はコロナ禍でうまく身動きが取れませんが、各々が今できることからやっていき、いつか皆さんがイメージした人間になることを願っています。僕も頭の中には強くて魅力的なプロレスラー像がイメージできているので、それに向けて頑張ります。

〇村上颯馬 様(2018年3月 機械科卒業)
 田畑や川など、自然豊かな通学路を思い出します。当時は、クラス、学年関係なく仲良く明るい学校でした。機械科では、十亀先生の顔も声もはっきりと印象に残っています。休み時間や部活後に友人とくだらないことをしたり、話したりしたことが思い出に残っています。暗いニュースが続く中、思い通りの生活を送れず不安だと思います。しかし、そんな時に力になってくれるのは、苦楽を共にした友人だと思います。私も社会に出て、辛いことや悔しいことをたくさん経験しています。やはり、そんな時に力になってくれるのは友人でした。不自由な生活が続いていると思いますが、今できることを精一杯行い、辛く苦しいことを共に乗り越え、かけがえのない学校生活を送れるよう心から願っています。

〇鴨崎元希 様(2016年3月 電気科卒業)
 登下校中はクラスメイトや部活仲間と、面白い話や真剣な話もしていました。通学路沿いに流れる蒼社川の景色は日によって顔を変え、未だに焼き付いています。今工は、生徒の明るい声や騒がしい声、教員の皆さんの優しい声や厳しい声が飛びながら、とても元気と明るさがある学舎(まなびや)だったと記憶しております。藤田健太郎先生には、勉強のことはもちろん、自分の悩みまでとても真剣に聞いていただいたこともあり、本当に感謝で頭が上がりません。
 今の情勢は簡単に人と交流できず、ストレスを抱えてがんじがらめになっている人もいると思います。時には心ない言葉を発してしまう人もいるかもしれません。その一瞬の行動で一生の友人を失くしてしまうこともあります。このご時世ですが、人と交流する手段も助け合う手段もたくさんあります。人に優しくすることで自分の心にも優しくできると思います。皆さんもそのような付き合い方ができればいいですね。