「AI(物体検出)を利用した自転車運転危機察知装置」の製作【電気科】
2021年8月24日 09時30分「ラズベリーパイ」。通称「ラズパイ」、ちょっと聞くと、おいしそうな響きですね。じつは、この「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」とは、学校教育用に開発された小型のコンピュータだそうです。
今回、今治工業高校の電気科は、令和2年度の課題研究として、「ラズパイ」をベースに標記の「AI(物体検出)を利用した自転車運転危機察知装置」を製作しました。完成後は、しまなみ海道や校内など、いろいろな場所でさまざまな実証実験を行いました(聞けば、筐体(ケース)も3Dプリンタで作成したとのこと)。
高校生の主な交通用具は自転車。その自転車を安心安全に利用して、気持ちよく登下校したいという高校生ならではの思いからスタートしたこの企画は、自転車事故を無くそうという真剣な思いと、遊び心をちょっぴり含んだ優れものです。
約一年間の時間をかけた、今工生の創意工夫と挑戦の軌跡をぜひご覧ください。
※なお、この作品は、「みんなのラズパイコンテスト2021」(主催:ラズパイマガジン、日経Linux、日経ソフトウエア)に応募する予定です。