「主権者および消費者教育講演会」を実施しました

2021年7月20日 07時30分
学校行事

7月16日(金)、NPO法人 NEXT CONEXION代表の越智様に御来校いただき、3年生を対象に標記の講演会を実施しました。

前半は、【成人年齢が18歳以上に引き下がる】ことによって、「変わること(できることできないこと)」をまず確認しました。次に【「クレジット」の仕組みについて】では、リボ払いと分割払いの違いを学び、返済計画をしっかり立てることの大切さを学びました。また、消費者基本法(2004年)の目的が「消費者の自立」となっていることを確認しました。

後半は、【権利と義務が生じる「大人になる」ということ】について、「権利のオークションゲーム」を通して、政治という行為の意味や主権者意識を育むためには権利という”武器”を知ることが大切であることなどを学びました。

これらを生徒たちは、ワークショップ形式で、楽しく、実践的に、でも、真剣に考えていました。次代を担う生徒たちにとって、「大人になるということについて」「権利と義務について」を考えるいい機会になったと思います。
リアルな問題として、今の3年生は、法改正によって来年の4月から「オトナ」になります。今回の講演を、主権者・消費者としての資質や能力を向上させるきっかけにしてほしいと思います。
ガンバレ、今工生!!

※参考
2022年4月1日に「民法の一部を改正する法律」が施行され、成年年齢が18歳に引き下げられます。つまり、同日の時点で18歳以上20歳未満の人(2002年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまでの人)は、その日に成年に達することになります。また、2004年4月2日生まれ以降の人は、18歳の誕生日に成年に達することになります。