今工点描「朝練風景(弓道場編)」
2021年5月19日 09時10分今回は、弓道部の朝練を紹介します。愛媛県の弓道は、一部の学校を除き高校から始める競技ですから、3年生でも競技歴は約2年です。
ちなみに、日本の弓は、世界的にも珍しい長弓(並寸で221cm)で、上下非対称です(上から2/3辺りを握ります)。
高校生の近的競技は、28m先の安土(砂の斜面)に設置された直径36cmの的(霞的)に、矢を何本的中させるかを競います。通常、試合では一人4本の矢を射ますから、5人立なら計20本。野球のピッチャープレートからホームベースまでの距離が18.44mですから、的までは意外と遠いですね。ちなみに、霞的の中心(白い部分の直径)は、直径7.2cmです。
ストレッチや巻き藁練習でアップし、いざ、射場へ。弓を構えた射手の視線の先には小さな的。鋭い弦音。響く的中音。パンッという乾いた音に、一瞬、ゾクッとします。
ガンバレ、今工!!