寒苦鳥の窓 その⑲【みんなちがって、みんないい】
2021年9月20日 11時15分 今日もアクセスいただきまして、ありがとうございます。
過日、実家の田んぼの畦道に彼岸花が揺れていました。新型コロナの影響下、あたりまえの日常を願う日々のなかにおいても、季節は移ろっていました・・・。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
ふと、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」が気になりましたので、紙面をお借りし、紹介もさせていただきました。そろそろ金木犀でしょうか、楽しみです。
ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!