寒苦鳥の窓 その㉖【おかげさま その3】
2021年11月8日 07時15分今日もアクセスいただきまして、ありがとうございます。
さて、「日本の心」(日本武道館発行)からの紹介です。
私は、「幸せ」というものを求める方向が、逆になっている、と思います。例えば、「おいしいものを」とか、「楽しいものを」、と求めるものをみな外に向けて広げています。
(中略)
「楽しいものを」「おいしいのもを」、と人間の欲望は外に広がるばかりですから、どこまでいっても「満足」というものがないのです。
「おいしものを」ではなく、「おいしく」いただけばよいのです。それが知恵です。
(中略)
例えば「足」という字がありますが、「足る」とも読むし、「足す」とも読むんです。「足す」は、足し算ですが、「足る」は、それ以上求めない、満足している状態です。
この部分を読んで、ここ最近、抜け毛の多さが気になって、抜けた髪の毛が気になっていたのですが、抜け落ちた髪を嘆くのではなく、今ある髪の毛に頑張ってくれてありがとうなのだと、教えていただきました。
コロナ禍で、「かつての日常」は有り難いものであったと振り返ったりしますが、原稿を書いている丁度いま(11月6日)、なんとお昼の差し入れを頂戴したので、特にかもしれませんが、「今の日常」も有り難いもの・・・と、思いたい私です。
ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!