寒苦鳥の窓 その㊱【損得のものさしより、尊徳のものさし】

2022年1月17日 11時20分
今工点描

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 先週の金曜日の17時過ぎのことです。中央郵便局に用事がありまして車を走らせていますと、本校の生徒数名がそれぞれ自転車を押して歩いておりました。どうしたのかな?と思いながら通り過ぎたのですが、30分後用事も終わり学校に戻る途中、榎橋のたもとの自転車屋さんに先ほどの姿がありました。
 これを書いていてふと思い出したことがあります。それは、昨年度卒業した生徒さんのことです。部活動が終わり、自転車で友達と一緒に下校しようとしたところ、友達の自転車がパンクしていました。そこで、その生徒さんも、一緒に自転車を押して途中まで帰ったそうです。その生徒さんは列車通学生で、一つ遅い列車になったとのことでした。
 このような今工ファミリーに囲まれて幸せを実感しつつ、 ” 背負った子どもに教えられ ” ではありませんが、「今、お時間よろしいですか?」と先生方が来室された時、「ちょっと待って」と言って、きりのいいところまで作業をしている自分に “ 喝! ”

ではでは、明るく楽しく軽やかに!