今工点描「唐子山治平谷11号古墳」の復元

2021年8月26日 16時20分
今工点描

今治工業高校には、いろいろな施設設備があって、校内を歩くたびに新しい発見があります。
加えて、施設設備以外にも興味深いものがあります。本校の正門を入って、すぐ左折すると、記念館が目に入ります。その少し手前に何やら立て看板が…。ふと立ち止まって読んでみました。

ここには、【唐子山治平谷11号古墳】(6世紀(古墳時代 約1400年前)のものとか)の【2号石室の復元】があるというではないですか。
昭和53(1978)年8月に今治市国分字治平谷乙198番地で行われた調査に、当時の今治工業高校「郷土研究クラブ」の先輩方も参加したのが縁で、現在の場所に復元されたのではないかと推察します。今から43年ほど前(!!)になりますね。

「周囲に配置している」はずの【埴輪(はにわ)】が失われているのは残念ですが、【石室】は、きちんと残っています。こうした本校の大先輩方の活動の痕跡を拝見できるのは、うれしい限りですし、歴史を感じますね。
さて、この復元古墳の存在、生徒の皆さんは知っていましたか?