寒苦鳥の窓 その⑫【今日もありがとうございます】
2021年8月2日 17時00分 昨日、8月1日日曜日の午後、あたりまえであることの有り難さをじんわりと味わわせていただきました。
さて、私は、小学校4年生から6年生まで、頼まれて新聞配達をしました。配達先は10件ほどなのですが、田舎なので、新聞屋さんに行って配り終えるのに自転車で約1時間かかりました。思い出されるのは、当時は、新聞配達の休みはほとんどなかったので、休みになった時には本当にうれしかったこと。また、雨の日は、今みたいにビニール袋がなかったものですから、新聞が直接の雨と着ている合羽の袖口を伝う雨に濡れないように気を遣ったこと。特に、冬の雨の日の配達は手袋ができないので、手が本当に痛かったこと。家族には、「日曜日でも新聞を待っているよ。だらだらせられん。」と、よく言われていたこと。月のお給料は600円で、6年生になって1,000円になった時には、とても喜んだこと(なんと、小学生でベアを経験!)。有り難かったことは、いつも家族が「お帰り」と、出迎えてくれて朝ごはんがあったことと、小学校が歩いて5分の距離だったことです。
ところで、40年も前の小学校時代の自分を振り返りながら今の自分を見てみましても、あまり精神的にも成長していませんが、当時の自分には理解できませんでしたが、今日につながる一日一日が有り難く大切であったんだなぁと、今はそう思えます。
そして、「全て必然。全てよし。全てに感謝!」と、やせ我慢でも言い続けている今日この頃です。
ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!