寒苦鳥の窓 その⑭【浄玻璃の鏡】
2021年8月16日 11時35分今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。
さて、小さい頃、「嘘ついたら、閻魔様に舌抜かれるよ」と、家族からよく言われていました。閻魔様といいましたら、宇和島市丸穂の西江禅寺の宇和島に春を告げる「えんま祭り」(旧暦1月16日の前後3日間で開催)を御存知の方も多いのではないでしょうか。その閻魔様のところ(閻魔庁)には、「浄玻璃(じょうはり)の鏡」(亡くなった方の生前の善悪の所業を映し出すという鏡)があると言われています。エビデンスはまったくありませんが、もしあったらと考えると、・・・・・・。それで、ふとこの鏡のことを思い出すたびに、今日からはと、日々の言動・生活を意識しています。三日坊主を繰り返しながらですが。
話は変わるのですが、セルフのガソリンスタンドに、給油後のくじで一等になり浮かれてしまって、燃料キャップを置き忘れて帰ったことがありました。慌てて電話で問い合わせをしたところ、時間帯で車を防犯カメラで確認ができて、無事、キャップが戻ってきました。有り難いことです。が、その後、おかしな動作をしてなかったかななどと心配になりました。改めて、「日頃から、お天道様に笑われないようしなければ」との気持ちを新たにした一日でした。
浄玻璃の鏡の前に立つまでは 秘めておきたし あのことも このことも(相田みつお)
ではでは、今週も、明るく楽しく美しく!!