激走! ロボット相撲マシン【機械造船科】
2021年7月16日 08時45分放課後、第7教棟2階の実習室をのぞいてみると、機械造船部が何やらマシンを調整していました。以前、見学した「ロボットアメリカンフットボール」のそれとは明らかに違うフォルムに興味津々。
聞けば、機械造船科は、8月9日(月)に「イオンモール新居浜」で行われる『高等学校ロボット相撲中四国選手権』に向けて【全集中】とのこと。
ロボット相撲は、ロボットにあらかじめプログラムを施す「自立型」とプロポを操作して戦う「ラジコン型」に分類でき、今回、見学したのは「自立型」。縦横20cm四方で3kg以内(高さは制限なし)の筐体に各種センサーとマイコンを組み込み、下部には強力な磁石(土俵からはがすのに工具が要ります)とパワフルな駆動輪を装備したマシン。前部にはエッジの利いたノーズがあり、これを相手の下に潜り込ませるのが勝利の方程式。黒く塗られた直径154cmの土俵(鉄板)にセットされたマシンは、安全装置を解除し、審判のスイッチオンで一気にダッシュ。激しい衝突音とともに、事前にプログラムされた動きで相手を土俵下へと追い落します。火花散らす模擬戦は、あっという間の出来事。ものすごいスピード感と迫力でした。安全手袋とゴーグルが必須というのもうなずけます(生徒たちは、なかなか「サマ」になっています)。
次の機会は、「ラジコン型」の模擬戦も見学してみたいと思いました。
ガンバレ、今工生!!